|恋愛を難しくさせる心理的な原因
人はみんな、自分の自由意思で恋愛をし、失敗すると自虐するが、環境的な要因でだめになることも多い。
自らの問題点に気づき、直すためにがんばるだけでも、ある程度症状が改善できる。
少しはこのコラムが役にやってほしい。
ちなみに、下記に書かれたある問題はあくまでも「恋愛に成功する観点」から説明しただけであって、理想的な人生、正しい生き方とはギャップがあるかもしれないことを理解していただきたい。
|目次
1. 低い自己肯定感
2. 幼いごろの経験
3. 強迫神経症
4. 低い社会的知能
5. 心の傷に対するトラウマ
6. 過剰な自己合理化(Self-justification)による学習不振
7. 自分の性別とは違う行動を取る 1. 低い自己肯定感
自己肯定感が低いというのは、常に自分自身に対する自信感がかけていることを意味する。
それが原因で、人間関係で自分のプライドを高めるためにけちをつけたりして、周りの人に傷をつける。
例えば
1) 常に周りの人々が自分に傷をつけていると考える。
2) 誰かに告白されても素直に受け取ることができず、疑ってしまう。
3) 相手から褒められても、その裏に何か企みがあるんじゃないか、疑う。
4) 正常な恋人関係でも、相手からの愛が足りないと感じ、腹が立つ。付き合っ たごろと変わったと思い、否定的なことばかり考える。
5) 身の周りの人に良い出来事があっても、一緒に喜んだり、心から「おめでと う」と言うことができない。
例えば、「あの人は元々お金持ちだから成功したんだろ」、「何かトリックを使 ったに違いない」、「能力はあるみたいけど、ブスだから」などとけなす。
6) 些細なことで動揺したり、短気になる。いきなり連絡が途絶することがあ る。
7) 自分からお別れの話を持ち出して、(相手が止めてくれると思ったのに)思い 通りにいかないと、パニックになって縋り付く。
|幼いごろの経験
自己肯定感はだいたい幼いごろの経験から形成される。
両親の不在、虐待の経験、充分な愛情を受けられなかったり、学校でいじめられるなどを経験した場合、自己肯定感が極めて低く形成されることがある。
それが 原因で、1番のような行動を見せる。
|強迫神経症 強迫神経症の人は、些細なことに執着する症状をみせる。
例えば、ガスバルブを何度もチェックしたり、数字を数えたり、掃除や整理整頓 を繰り返して行う。
周りからは完璧主義な人だと思われることもある。
このような症状のせいで、人間関係で相手の行為一つ一つに意味を与えたりす る。
君と恋するてんとう虫の内談者の場合、相手の「Lineタイムライン」や「フェイス ブック」の変化に過剰に意味を与えて、自分勝手な解釈をすることもなる。
相手の行動一つ一つに感情の動揺が激しいので、内的フレームが低く形成され、 怒る、縋り付くなどの行為を見せ、恋愛を長く続けることが難しい。
もし、長く続いている場合は、相手が自分より遥かにレベルの低い人である可能性が高い。
周りから「なんであんな人と付き合っているの?」などと言われることがある。
|社会的知能
社会的知能とは、簡単にいうと「周りの空気を読む能力」と定義することができる。
これは環境の影響によって多少違いはあるが、先天的に決定される能力である。
社会的知能が高い人は、他の人とのコミュニケーションで好感を持ちやすいので、モテることが多い。
芸人の仲では明石家サンマ、タモリの社会的知能が高いと言える。
周りの雰囲気や表情、反応から空気を読み、判断することで、雰囲気をリードできる。
有名人でたまにフェイスブックとかツイッターに余計なコメントをすることで批判を受ける人もいるが、これは社会的知能が低いから起ることだと言える。
モラル的に問題がある悪人でも、社会的知能が高いと自分が取る行動に対し、どのような評価を受けるか計算できるため、自分をいい人に꾸미는ことができる。
つまり、性格が悪い人であれ、良い人であれ、社会的知能が高いと、うまくイメ ージを作り上げ、また相手の気持ちや感情をキャッチすることができるため、周 りからマイナス評価を受けることはないのだ。
先天性に社会的知能が低い場合は、経験と読書によりある程度克服することがで きる。
|心の傷に対するトラウマ
1,2と同じケースである。過去に恋愛から大きい傷を背負ったことがあると、ま たそのような傷を受けるのではないかと恐がり、自己肯定感が低く形成される 過去、傷を受けたときの記憶を思い出す度に、自己肯定感は打撃を受ける。
プライドが下がるため、相手に執着し、すぐ怒り出し、自信をなくして別れ を告げたりする。
自分が裏切られ、傷つけられた理由について正確に分析できたら、トラウマを克 服することができる。
過去傷つけられた原因が相手ではなく自分にあることに気づき、その点を直して克服できるのだ。
例えば
過去付き合っていた相手に急に別れを告げられて、心に大きい傷をつけられ、男性(もしくは女性)を信頼できなくなったとする。
しかし、別れの理由が相手のどんでもない誤解にあったことを後から知らされる。
このような場合は、傷は消える。
トラウマを克服することができる。
普段、人間関係で問題が生じるのは誤解から、もしくは自分にその理由があることがほとんどである。
人のせいにするばかりでは、トラウマは消えない。
これに関しては、またの機会に詳しく説明することにする。
|過剰な自己合理化(Self-justification)による学習不振
恋愛に失敗したとき、自分は何が悪かったのか、きちんと反省し、次からは同じ 過ちを繰り返さないために努力するタイプの人がいる。
それに対して「あれはただのゴミみたいなやつだったよ」、「男はみんな浮気ば かりするから」、「あんな人と付き合ったなんて、本当に運が悪かった」と思い 込み、次の恋愛に移る人もある。
長い人生を生きていく中で、多くの恋愛問題、異性問題が発生する。
一時的に自分の傷を浅くするために、「相手が悪い」と断定しては、自分は何の 発展も得られない。
このように発展がない人は30代になっても、10代のときと同じパターンの恋愛をすることになる。
この問題は、自分が自ら前向きに考えることができたら、すぐ発展することができる。
|自分の性別とは違う行動を取る
ホルモン、環境の影響で自分の性別とは似合わない行動を取る人がある。
男性なのに女性らしい仕草を取る人や、女性なのに男性みたいな言い方を取った り、行動する人がいる。
セックス•チェンジをするか、独身、ホモ(もしくはレズ)なら問題ないが、「これは私の魅力だから」と合理化し、勝手な行動をする のは問題になり兼ねない。
|まとめ
もう一度強調しますが、上記の問題はあくまでも「うまく恋愛をする方法」 という観点から説明したものであって、理想の人生について語ったものではありません。
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