我慢して待つことの重要性とは?

FXで勝つ為に必要な事は「待つ事」

実はポジションを持っている時間よりも待っている時間がの方が長いのが本当に勝てるトレーダーです。

「なかなか待てない!」と頭の中で思ってしまう方はぜひお読みください。

なぜ待つ事はなかなか難しいのか

待つというのはエントリーのチャンスが来るのを待つということですが、コレがなかなか難しいです。かく言う私もかつては待つ事がなかなか出来ませんでした。

チャートをずっと見ていると、大したチャンスでもないのに「エントリーしないとチャートを見ていた時間が勿体ない。」と本気で思っていました。

そう思うのは、トレードを時給で考えていたからでしょう。
当時サラリーマンだった私はトレードの事を一種の残業と考えていましたので無駄にボーッと過ごして待つことに対して残業代が出ないモノだと考えてしまっていました。

そして、大した根拠もなくエントリーを繰り返していました。

もちろん勝つこともありますが、検証をしていないポイントだったり検証をしていたとしても今ひとつで確率が低いポイントでのエントリーばかりですからそれが積み重なれば結果は当然マイナス。

「せっかくトレードしたのにマイナスって何だよ!!!」

といつもトレードが終了して落ち込んでいました。

1日2回までのエントリールールで改善!

自分でも「待つ事」の重要性は分かってはいましたが、どうしても「時給」的な考えは治りませんでした。そこそこ勝てるようになっても、巻き切れずエントリーすることはありました。

言うまでもなく、待ちきれずのエントリーが足を引っ張っていました。

そこで「エントリーは1日2回までルール」を自分に課しました。

ルールを課した当初は、2回エントリーしてしまったのに「もう1回くらいいいかな」とか「ルールに縛られて勝ちトレードを逃すのは愚かだな」
などど言い訳して駄目トレードを繰り返してました。

これではダメですよね。

絶対に守らないといけない!と自分で決めたルールであるにも関わらず、ルールを破る理由を無理矢理見つけて「今回は例外だから!」とルールを無視していました。

そして気づけば「例外」が通常運転になってしまう・・・。

こんな阿呆な事を辞める為に、2回エントリーしたらPCの電源を落とす事にしました。
チャートが見れなければエントリーできないですからね。

これによってようやく「待つ」ことができるようになりました。

2回までしかエントリーできないので、微妙な形のエントリーポイントが来ても

〇ここでエントリーしたらこの後のチャンスにエントリーできないかも

〇もっと確率が高いポイントまで待つべきだ

と考えられるようになったというわけですね。

これは我ながら良いルールだったなと思ってます。

待てない人は、強制的なルールを作ると良いですよ

チャートに張り付いていると、張り付いた時間を取り戻したいとエントリーしがちになりますが、勝てなければ意味がないですからね。
そもそもトレードにおいて時給で考える事自体がナンセンスなんですけどね・・・。

皆様も自分なりのルールをお持ちかと思いますが、昔の私のように「エントリーしたい病」の方は、自分なりの基準を定めてそれを超えたらPCをシャットダウンすることを強くお勧めします。

きっと1回1回のトレードを大切にすることができるんじゃないかなと思います。

待てなかったことによる損失額を出そう

待てない人にもう一つお勧めしたいことがあります。

それは、過去のトレード履歴の中から待てずに入ってしまったトレードを合算してどれだけ損失を出したかを見るのです。

きっと待てなかったことどれだけ金銭的な損失を出したかを知って驚くはずです。

そして、何もせずに待つ事の重要性が痛いほど分かるはずです。

私はかつてこれをやったときは、待てなかったエントリーだけで320万円ほどのマイナスでした!

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